2009 02 ≪  03月 12345678910111213141516171819202122232425262728293031  ≫ 2009 04
スポンサーサイト
- --/--/--(--) -
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
この記事のURL | スポンサー広告 | ▲ top
ノルウェイの森
- 2009/03/19(Thu) -
ノルウェイの森 上 (講談社文庫)ノルウェイの森 上 (講談社文庫)
(2004/09/15)
村上 春樹

商品詳細を見る


ノルウェイの森 下 (講談社文庫)ノルウェイの森 下 (講談社文庫)
(2004/09/15)
村上 春樹

商品詳細を見る




ノルウェイの森は・・・
なんだかとても哀しかったです。
たくさんの人が自分で死を選んでいて、それも悲しかった。
あまり緑が好きになれなかったので、直子が死んで悲しかった。
直子とハッピーエンドになってもらいたかったけれど、それだと小説にはならないのかもしれない。

村上春樹は「超現実」を描くことが上手い作家だと思っていたのだけれど、
(まだ2作しか読んでいなくて、了見が狭いかもしれないのだけれど・・・)
この作品は、「現実」を写し取って描写した作品に思えました。
異次元の世界が描かれていない、と感じた。
冒頭に出てくる回想シーンで井戸のことが描かれていて、
それがもしかしたらそうなのかもしれないし、
阿美寮がそうなのかもしれないけれども、ハッキリと異界が出てこなかった。

性描写が多過ぎて、ちょっと私には刺激が強すぎました。
なにもレイコさんとまでしなくてもいいんじゃないか?と思った。

全体的に、死と性描写がとても多い作品だと思った。

でも村上春樹って面白いし、作家としてはとても良い文章なので
スルスル読めて嬉しかった。

村上春樹と出会えて、私は掘れば当たる宝の山を見つけたように感じました。

スポンサーサイト
この記事のURL | 日本の小説 | CM(4) | TB(0) | ▲ top
海辺のカフカ
- 2009/03/15(Sun) -
海辺のカフカ (上) (新潮文庫)海辺のカフカ (上) (新潮文庫)
(2005/02/28)
村上 春樹

商品詳細を見る

海辺のカフカ (下) (新潮文庫)海辺のカフカ (下) (新潮文庫)
(2005/02/28)
村上 春樹

商品詳細を見る

夏頃から読み始めて、電車に乗っている時などを利用して少しずつ読み進めて、やっと読み終わりました。
とても良かったです。
登場人物が皆、なにかしら負荷を負っているというか、半身が空っぽだったりしていて、見えないところで孤独を抱えて生きています。生きていない人も出てきますが・・・。

僕は世界で一番タフは15才になるために、家出をします、自分の半身のカフカとともに。
僕、のちに田村カフカと名乗る少年は、幼い時に、母と姉に父の元に置き去りにされて、
自分の中に満たされない部分を持って成長してきました。カフカとはチェコ語でカラスの事をいいます。

ナカタさんは、小学生の頃、戦時中で山梨に疎開していて、野外実習の時に山でUFOと遭遇、同時期に担任女教師の生理用品を見つけたことで、滅茶苦茶顔を打たれてしまい、意識を失い、東京の病院に移送され意識を取り戻した頃以降には、読み書きそろばんが出来ない知的障害者になっていました。でも、猫とお話が出来たりする不思議な小奇麗なお祖父さんです。

この二人が東京都中野区野方に住んでいました。
野方、友人が下宿していたので何度か行ったことがあるのですが、
西武新宿線野方周辺は商店街になっていて、少し横に入ると、ごちゃごちゃと住宅があり
なんとなく下町風情な感じで、猫がたくさんいました。でも空き地はなかったなぁ。
そんな感じです。

僕の家出先は四国の高知・・・深夜バスに乗って移動します。そのバスで出会った、さくらという若い美容師の女性に自分の姉のイメージをあてはめて、父の予言通り?夢の中で性交渉を後に持ちます。

ナカタさんは、都の補助の他に猫探しのアルバイトをしていて、その時にジョニー・ウォーカーさんに出会います。このジョニー・ウォーカーさんが実は僕の父親で高名な彫刻家です。まるで異常者のような猫の解体ショーを見せ付けられて、またジョニー・ウォーカーさんにも懇願され、ナカタさんは親しかった猫の川村さんも殺され、気分が悪くなってジョニー・ウォーカーさんを刺し殺してしまいます。

同じ頃、僕は高知のとある神社の中で血まみれになって倒れていました。記憶はありません。
ここで、またもや父の予言である「父を殺し・・・」が的中したのでしょうか?僕がナカタさんに生き精霊にでもなって憑依して父親を殺したのでしょうか?

僕は泊まっていたホテルを引き払って、血友病で女なんだけれど男でゲイという大島さんという私立の甲村図書館の司書の人に、所有している森の小屋一時的にかくまってもらいます。

ナカタさんは交番に自首したのですが、取り合ってもらえず、後で魚を空から降らせます。なんだかキリストみたい。そして、見当もなしに四国、高知を目指してヒッチハイクをし、星野青年と知り合い、その後の旅も同行してもらいます。ナカタさんにとっては初めての友達、星野さんにとっては師匠と弟子のような関係を築きます。

甲村図書館の一室に住まわしてもらえるようになった僕は、館長の佐伯さんという美しい中年女性の若い頃の幻影に恋をします。そして実際の佐伯さんと愛し合うようになります。この佐伯さんは昔、甲村家の長男さんと恋人で、彼が大学生のときに死別します。不思議な人で、何万枚も売ったヒット・ソング「海辺のカフカ」のシンガーソングライターでもあった人。そして、たぶん、僕の幼い時に別れた母親だと思います。ここでもまた父の「母と性交渉をもち・・・」という予言が当たります。

僕の父が刺殺されて警察が僕とナカタさんを追っているのが、わかったので、僕は、取り合えず、また森小屋に身を潜めます。

その頃、ナカタさんと星野君は、入り口の石を見つけ、入り口を開けて甲村図書館へと導かれ、ナカタさんは佐伯さんに会います。佐伯さんも昔、入り口の石を見つけ入り口を開けて半身をなくしていたからです。ナカタさんは、佐伯さんに入り口を開けてあげることが使命でした。そして、自分の半生を語った文章をナカタさんに燃やしてもらうことを約束し、亡くなります。

書類を燃やした後、ナカタさんも亡くなります。

僕は森の奥で、二人のいなくなった兵隊と、若い佐伯さんに出会います。入り口が開いているから入り込めた場所・・・それは冥土とこの世との接点なのでしょうか?

亡くなったジョニー・ウォーカーさんの魂がカフカ(カラス)に語りかけます。入り口を越えたら、猫の魂でつくった笛で悪いことをすると。カラスが反撃しても、ジョニー・ウォーカーさんは倒れません。

ナカタさんの遺体から異形のものが這い出して、入り口の石へ向かうので、星野君が必死に入り口の石を閉じ、異形のものを片付けます。この異形のものは、ジョニー・ウォーカーさんの異界からの姿だったのでしょうか?星野君は猫と話が出来るようになりました。

佐伯さんは、海辺のカフカの絵を、僕に遺します。

僕は東京に戻って、学校を終わらせて、また甲村図書館に戻ってくるでしょう。


以上、こんな感じなんですが・・・


僕もナカタさんも佐伯さんも大島さんも星野さんも・・・半身が空っぽだったりします。
人間は完全になろうとするのでしょうか?補い合おうとするのでしょうか?

ジョニー・ウォーカーさんも、佐伯さんを失ったから・・・猫の魂の笛をつくって、あちら側に渡り、
今度こそ佐伯さんを逃すまい、とするつもりだったのでしょうか?

カーネル・サンダースさんは神の化身だったのか、想念だったのでしょうか?

大島さんも、女らしい佐伯さんが必要だったのではないのでしょうか?

完全は「死」を意味するのでしょうか?

脳がショートしてしまうギリギリを生きている人達(僕、大島さん、星野さん)、またはもう既にショートしてしまって、半分死んでいた人達(ナカタさん、佐伯さん、ジョニー・ウォーカーさん)が、
僕が父親を殺したい、という想念から牽引されて引き起こった様々なことが人々を、より完全なあるべき姿へ誘います。

スプートニックの恋人よりも、主人公が10代の少年なので、より自由な発想と行動が許されているような気がします。

性描写と、暴力と、戦争と、聖。

ナカタさんという無垢な存在にとても癒されます。

なんか、とても良かったです。
もう一回読み直してみたい作品です。

村上春樹って天才ですね。また他の作品も読んでみたいです。







この記事のURL | 日本の小説 | CM(6) | TB(0) | ▲ top
ヨーロッパ旅行XⅥフランス・パリ⑤*~レストラン ル・ブリストル Le Bristol~*
- 2009/03/03(Tue) -
旅行最終日、10日目のお昼、泊まっていたホテル・ブリストルの2つ星レストラン、
ル・ブリストルでコース料理を食べました。
このレストランは、もうすぐ三ツ星を取るといわれているレストランです。
(今朝の2009年ミシュラン・ガイドの格付け発表で三ツ星をル・ブリストルが獲得しました)

夏のレストランと冬のレストランと季節によって通される場所が違います。
私達は夏に行ったので、夏のレストランです。

ル・ブリストル3
ル・ブリストル

シャンパン・ワゴンが出てきます♪
シャンパンを覚えていないのですが、とてもかわったものにしてしまったので、
お料理の味にまで響いてしまって・・・
主人は美味しい、と云っているのですが、私は前の日のリドのディナーの方が
美味しく感じられました。

ブリストルでの昼食を終え、またJ〇Lのパリー東京便に乗って帰ってきました。
帰りの便は混んでいたので、航空業界はまだまだ大丈夫そう?
この旅行記を書いている途中でリー〇ンの破綻劇があったので、
世界が目まぐるしく変わってしまいました。
夏ではなくてこの冬に旅行に行っていたら、少なくとも50万円近く違いが出ました。
トホホ・・・です。
帰りの便は一睡もしないで、紀元前一万年、ペネロペ、アイアンマン、カンフー・パンダ、ベガスの恋に勝つルールが途中で終わって飛行機が降下し始めたので・・・日本に帰ってきました。
カンフー・パンダを見ていたら、私の列の人達皆が観始めて、ラーメンが食べたくなってラーメン頼んだら、皆が頼みだしたので面白かったです♪でもJ〇Lさん、ラーメン不味いです・・・どうにかしてください(涙)もう帰りは日本食ばかり食べていました。

主人は、同列のスペイン人の人とフランス人の人達とお友達になりました。
スペイン人の人はリアル・マドリードと日本のアニメがファン、
フランス人の人は北野武の映画のファンだったそうです。
飛行機から降りるとき、主人と離れて座っていたので、隣の列の商社マン風の人が荷物を降ろしてくれました。
そうこうして、日本に10日間の旅行を終えて帰ってきました。

旅行後記、
私は旅行中、気づかずに、胃潰瘍になっていたのですね・・・
だから、この旅行、後半へたばったけれど結構、頑張りました。
この旅行は至玉の宝物のような旅でした。
スペイン、マドリード、トレド、コッツウォルズ、ロンドン、パリ・・・。
今度はどこに行こうかな?
オペラ座でバレエを観る機会に何故かストだったり、お休みだったりして、ないので、
是非、シャガールの天井画の元、バレエをオペラ座で鑑賞してみたいです。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
皆さんも楽しい旅にお出掛けください♪

mimi

この記事のURL | 旅行 | CM(4) | TB(0) | ▲ top
| メイン |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。